カップル版・正負の法則

正負の法則とは、良いこともあれば悪いこともある(かなり大雑把なまとめ)。最近では美輪明宏がよく語っている。

学生時代や20代前半の頃、ワガママな女の子に限って、優しくて包容力のある男と付き合っている事実が、許せなかった。

私はこんなに気を使って、嫌なことがあってもニコニコして、それなのに彼氏がいないのに、
なぜ、あんな何も考えてないような女に、彼氏がいるわけ!?って。

でも今ならわかる。

人は自分にないものを求めたり、補い合って上手くいくから、
優しい男の子には、その優しさを発揮できるような、ちょっと困った女の子が必要なんだって。

そんなことを思い出したのは、神田うのの結婚をテレビでやっていたから。

この旦那さん、人当たり良さそうで、わがままなんでも聞いてくれそうだもんね。
実際、披露宴(感謝祭?)は殆どうのの仕切りで、旦那さんもそれを自虐ネタにして笑ってたもんな。
しかも実家が金持ちだし(結局そこか!)。

その番組を見終わってしばらくすると、今度は三原じゅん子とコアラ(現・ハッピハッピー)の離婚について金スマでやっていた。

円満離婚(そんなのあるのか?)ならいざ知らず、男に浮気されて離婚で、よくその男と一緒にテレビに出られるなー。
終始微笑の三原じゅん子が気持ち悪かった。
「(コアラの)彼女と友達になりたい」とか、
離婚しても友達でいられる私ってイイ女でしょ?アピール?
だから男が付け上がるんだよね。

ワガママな女には優しい男が付いて、
強い女には弱い男が付く。

カップル版・正負の法則」と私が名付けた。

本当に強い女ならいいけれど、強い女ぶってるのなら、後で悲惨な目に合うよね(三原じゅん子はコレっぽい)。

私はやっぱりワガママに生きたいと、強く思った瞬間。


ところで、その番組でコアラがアピールしていたのが、

「浮気を責められて家を出て行こうとしたら、
『その女にも食べさせてもらうの?』と言われ、
深く傷付いてそれで離婚を決心した」

ということ。

なんだそれ。

傷つけられて浮気したというのなら、100歩譲って理解しないでもないが、
先に浮気しといてその言い草は何なんだ。

自分に非があるのに、最終的な非は相手にあるように見せかける。
そのカラクリが見破れるほど、私も大人になったもんだ。